新聞記者 あなたはどう受け止める?

ちゃんとブログ書きますよーーーー。

 

今回は6月28日に公開されたシム・ウンギョンと松坂桃李ダブル主演の映画『新聞記者』という映画の感想について書いていきたいと思います。

 

新聞記者

こちらは東京新聞記者・望月衣塑子の同名ベストセラーを原作に作られた映画です。社会派サスペンスとなっており終始ハラハラドキドキしっぱなしでございます。

 

シム・ウンギョン演じる若手新聞記者・吉岡は、ある極秘情報が匿名で送られてきてその真相を探るべく奮闘する。一方、松坂桃李演じるエリート官僚・杉原は尊敬する元上司の自殺から政権の暗部に気づく。関係のなかった彼らがたどり着いたのは一つの事実だった。彼らはその後どうするのか、政権はどうするのか、それを描いた映画です。

 

 

ざっくり感想(ネタバレなし)

 

主演お二人の演技は素晴らしかった…息遣いと表情の細かな動きがはっきりと伝わってきて、あまりのリアルさにこちらまで息がつまりそうでした。

 

誰しも大切な人や大事にしたい信念というものがあります。でもそれを守るためには何かを捨てたり裏切ったりしなければならない時がある。でもそのバランスを取りきれない。その葛藤の狭間にいる二人がとても辛くて切なくてどんよりした気持ちになりましたね。

 

あと年齢層高かったな〜。私くらいじゃね?学生なの。と思ったほどでした。こういう映画こそ若者に見てもらいたいんですがね。制作側はそこをターゲットにしてないので仕方ないのですが…

 

 

かなり政治色の強い映画でした。私は政治色の強い映画はあまり好きじゃないんです。映画を語る上で政治は欠かせないものなので仕方ないのでいいんですがね。

 

そんな中、今回の作品も誰かの意図が感じられました。現政権にNOをつきつけるものを。いいんですよ。いいんですけどね。表現の自由もあることだし世間に問題提起をするためにも映画っていう手段を使うことは悪いことではありません。でも特定の何かを遠回しにdisるような映画はなんだかなあと思ってしまいます。

 

この映画では『何を感じたか』『これから何を考えるべきか』を大切にして欲しいですね。

 

 

 

こっからはネタバレありです。

 

 

ざっくり感想(ネタバレあり)

 

色が綺麗でした。新聞記者の吉岡の方は暖色系の照明と服装。一方の杉原は薄暗い照明と服装。まるで新聞記者には明るい未来があって官僚には絶望しかないような、新聞記者は正義で官僚は悪のような。それを暗に表していましたよね。

 

あと、新聞記者は何があっても正義を貫き、時に自分の名誉に傷がつこうとも構わない。でも官僚は自分の守りたいことを守るためには悪に手を染める。だから記者ってすごいし官僚は汚いものなんだよーって言いたいのかなと思ってしまいました。全体的にプロパガンダ感があってあんまり好きにはなれませんでした。でも俳優さんたちや技術面では申し分無いほど良かったですね。特に最後の二人のどアップの顔は声が聞こえなくても何を言いたいのかがわかるものでしたね。俳優さんってすごいねえ。あとカメラワークや先程も言った衣小も良かった〜。

 

ここからは私の小言でございます。

 

この映画の感想に合わせて「安倍政権はダメだ」と現政権を批判する政治家さんがいらっしゃいますが、目の前の敵を倒すことにしか意識がないんだろうなあと実感してしまいましたね。なんだかこの映画は現政権だけでなく前政権、次期政権においても重要になるもので、もっと長い目で映画を時代を見て欲しいななんて思ってしまいました。

 

なんだかんだ映画自体はとても良かったのできっとこの映画は長く見られる映画になるでしょう。