「鈴木先生」を見てほしい話

貴方におススメしたいドラマ

 

ブログ書くことがないのでこれを定期的にやろうと思います。

 

まず第一弾は

 

鈴木先生

 

www.tv-tokyo.co.jp

 

 

こちらは武富健治による漫画が原作。2005〜2011年まで「漫画アクション」で連載されていた漫画です。

 

2011年、テレビ東京でドラマ化。主演は長谷川博己です。

 

キャッチコピーは

「誰も正解を教えてくれない。それが学校だ。」

 

放送当時はそんなに視聴率は良くありませんでしたが、日本民間放送連盟賞を受賞するなど評価は高いドラマでした。その後映画も製作されました。

 

実際私も放送当時は見ておらず、確かAmazonプライム・ビデオで観ました。

 

おすすめポイント

 

このドラマをオススメする理由はなかなか触れられない問題を鈴木先生が切り込んでいってくれるから。

 

鈴木先生は中学校の教師なのですが、中学生という思春期真っ只中の生徒達に悪戦苦闘するんです。それも中学生ならではの心の悩みが引き起こす問題で、解決するのにも一苦労。私たちのように思春期を終えた私たちならなんでもないと思えるような問題でも彼らにとっては大きな問題で、彼らの「何故?どうして?」を一つずつ丁寧に答えていく鈴木先生を見ると、こういう教師に私も出会いたかったなと思うのです。

学校では教えられない、義務教育には含まれないような内容を取り扱っているので鈴木先生のような教師が実際にいることはほぼないと思いますが。

 

鈴木先生自身のクラスの生徒の1人、小川蘇美に対しての歪んだ欲望や交際相手の麻美との関係に悩むなど自身の問題にも直面していたりします。

 

鈴木先生のスゴイところ

 

鈴木先生の特にスゴイところは独自の教育論を展開し勃発する生徒の悩みを解決していきます。見ていて「あーこういうことあったわ」とか「似たようなこと思ったなぁ」となること間違いなし!

 

そして性教育に関して。生徒の「どうして中学生ではダメなのか」という疑問に対して真剣に考える姿はすごいなぁと思います。自身は彼女(後に妻)になる麻美がいる中、「先生はいいのになぜ私たちはダメなの?」と生徒に言われ激しく動揺します。しかし、大人と子供の違いを彼らにわかりやすく伝えます。

 

鈴木先生」という漫画・ドラマの見どころ

 

「手のかからない生徒」を描いている点がこの作品の見どころです。「鈴木先生」は学園モノの作品ですが、同じく学園モノの「GTO」や「ごくせん」、今やっている「3年A組」など問題児やクラスの大きな問題をではなく「手はかからない生徒」が実は抱えている悩みを上手に描いています。

 

手のかからない子供の 心の摩耗の上に支えられている

出典:鈴木先生 5巻

 

 

"外から見える"生徒の問題は解決しようと学校側は努力しますが、それは手のかからない生徒の犠牲の上で成り立っています。それはきっと"手のかからなかった"あなたにも心当たりがあるのではないでしょうか。実はSOSを出しているのに気づかれなかったり、問題児のせいで自分がないがしろにされる、また「君なら大丈夫だよね」と言われ、本当は嫌だけど「はい」と言ってしまう。そんな子たちを大切にすることを描いた作品がこの「鈴木先生」です。

 

手のかからない生徒だったあなたへ

 

この作品は手のかからない生徒だったあなたへ送りたい。本当は嫌だったこと、自分が犠牲になったこと、沢山あった人はいます。そしてそんな生徒は教師は覚えていなかったりします。逆に問題児だった生徒の印象が強くて彼らは覚えられていたり。何故でしょう。手のかからなかった私たちの方が良かったはずなのに。お利口にしていた私たちは卒業してもそんな扱いをされる。

なんとなく心の中でモヤッとする人はいるのではないでしょうか。

 

そんなあなたに学生時代の自分をこのドラマに投影して疑似体験でもいいからあの頃の自分を救ってあげて欲しいです。私もわりと手のかからない生徒でした。学生時代、どうして私が?と思うことが多々ありました。

しかし高校を卒業して「鈴木先生」を見た私は何故か救われたような気分になりました。この作品はそんな気持ちにさせてくれます。

 

手のかからない生徒だったあなた、そんなあなたに見てほしい。そんな一作がこの「鈴木先生」です。